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奉安殿(小金井神社境内)

奉安殿(ほうあんでん)は、天皇皇后の写真(御真影)と教育勅語を保管するために学校などに設けられた特別な建物です。天皇が神格化され軍国主義に染まった戦前の天皇制教育を象徴する施設です。奉安殿は校内で最も神聖な場所とされ、職員生徒は登下校時や前を通るときには、全てが服装を正してから最敬礼するように定められていました。当時は、空襲や校舎火災の際に御真影を守ろうとして殉職した校長の話が美談として伝えられていたほどです。

敗戦後はGHQの神道指令により全国の奉安殿は廃止が決定、学校から全面撤去されました。

奉安殿(小金井神社境内)小金井小学校(明治6年創立。現在の小金井第一小学校)にあったコンクリート製の奉安殿は、町民有志によって小金井神社の境内に移設されて本殿東側に設置されています(1)

大正天皇の崩御により昭和に変わった昭和3年(1928年)11月10日に、昭和天皇の即位式が京都御所で行われました。
奉安殿台座の銘板には、「御大典記念 昭和3年11月建之 小金井小学校同窓会」と記されています。

(1)小金井神社(小金井市中町4丁目7-2)